メダカは絶滅危惧種?

みなさんはメダカが絶滅危惧種に指定されていることはご存知でしょうか?

近年様々な影響からメダカの生息数が激減してしまっています。美しい自然を守り、野生のメダカが暮らしやすい環境づくりがこれから必要になってきます。

メダカの種類はどのぐらい?

野生のメダカは、ミナミメダカ、キタノメダカ、チュウゴクメダカ、カンコクメダカの4種類に大きく分けることができますが、日本に生息しているメダカは、青森から近畿地方にキタノメダカ、それより南に生息しているミナミメダカの2種類がいます。そこからより細かく分類すると、キタノメダカは3つの種に、ミナミメダカは12の種に分けることができます。

日本に生息しているこの2種類のメダカの見分け方としては背びれの切れ込みの程度にあり、キタノメダカは切れ込みが浅く、ミナミメダカは切れ込みが深いです。

そしてキタノメダカは体の後ろに網目になった模様がありますが、ミナミメダカにはこのような模様はありません。メダカを見分ける際は、体の細部にまで注目して観察すると見分けが行いやすくなります。

メダカは絶滅危惧種に指定されています

昔は小さい河川や田んぼの水路などでよくみられたメダカですが、絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。

絶滅危惧種にはⅠ類とⅡ類があり、Ⅰ類は絶滅の危機に陥っているもので、Ⅱ類は絶滅の危険が高まっているとされ、将来的にはⅠ類になる恐れがあるものです。Ⅰ類はⅡ類に比べて危険性が高く絶滅危惧種では、希少野生動植物種に指定され捕獲が法律で禁止されることがありますが、メダカは希少野生動植物種への指定はされておりませんので、自由に捕まえることができます。

自然環境の変化

都市の開発や河川の改修、外来種による捕食、水質の悪化でメダカに適している生息地が全国的に少なくなりました。水路はコンクリートで整備された場所が多くなり、昔にはよくみられた人間の手の加えられていない水路が少なくなりました。

このようにメダカの生活環境が人間により整備されることで水流が早くなってしまうこともあり、水流が激しい環境はメダカにとって負担が大きくなります。

むやみなメダカの放流はやめましょう

現在販売されているメダカは観賞用に品種改良されており、300種類以上の品種がありますが、メダカの生息数を増やすために観賞用のメダカをむやみに放流することはおすすめできません。野生のメダカと品種改良されたメダカが交配すると、野生メダカの遺伝子が失われたメダカが多く生まれる可能性があり、より絶滅する可能性が高くなることも考えられます。

まとめ

メダカは絶滅の危惧にありますが、私たちの考え方や生活の仕方でよりよい自然をとりもどすことはできるかもしれません。

メダカを絶滅させることなく、メダカにとってよりよい環境が増えていってほしいと思います。

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