みじんこについて

ミジンコのからだ

ミジンコを顕微鏡で観察すると、色々な発見があります。ミジンコは甲殻類で常に脱皮をして成長します。ミジンコの体が透明なのは、敵から見つけられにくくする為だと考えられています。そして、ミジンコの眼は一つで真っ黒です。ミジンコの眼はトンボと同じく、レンズを持つ1つの眼(個眼)が集まった「複眼」です。小さな体に大きな眼で、外界を見ています。眼は光を感じていますが、物の形状を見ているわけではないそうです。

ミジンコの大きな触角

そしてミジンコの大きな特徴とも言える腕のような触角。第2触角、遊泳肢です。これはその名前の通り、泳ぐためのものです。第1触角もありますが、とても小さなものです。第2触角の近くを観察すると、透明の丸いものがドクドクと動いているのがわかります。これはミジンコの心臓の拍動です。人間の1分間心臓の拍動は60回くらいですが、ミジンコはそれよりもはるかに多く、1分間に200回を超える拍動数です。そして、ミジンコの心臓には血管がありません。右心室、左心室が存在せず、単純構造ですね。

ミジンコの雌雄ってあるの?

ミジンコの雄雌はどうなっているかと言うと、ミジンコは普段はメスばかりです。通常はミジンコの繁殖にオスは必要ありません。ミジンコが生んだ卵から生まれるミジンコの子供はみなメスで、単為生殖です。しかし、水質変化や突然の環境変化により、育房中の卵からオスの個体が出現し、すべてがオスに変わるということがあります。摩訶不思議な現象です。

そしてミジンコは、危険を感じると頭が尖るそうです。精一杯のミジンコの努力…。頭をとがらせて何か意味があるの?と思いますが、天敵のフサカ(蚊の一種)の幼虫に襲われた時に、頭をとがらせていると捕食されにくいそうです。ミジンコの生きる知恵ですね。

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